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【無線で学ぶF1週末英会話】特別編!ライコネン名言集

特別編

今回は、F1ワールドチャンピオン(2007)でありF1ファンから絶大な人気を誇るドライバー、キミ・ライコネンの特集です!

ライコネンと言えばそのドライな性格から”アイスマン“と呼ばれることもありますが、無線でもファンを楽しませてくれます。

F1界のトップ無線芸人」(他の界に無線芸人という枠があるかは分かりませんが😅)としても名高いライコネンの面白無線から使える(?)英会話を学んでいきましょう!

▼その他の【無線で学ぶF1週末英会話】はこちらから ▼

埋め込みがFOMによって無効にされているので、Youtubeに飛んでご覧ください!

どうしてボッタスの後ろに!?「End up ~」

動画30秒あたりから始まる無線を取り上げます。

ライコネン無線1

出典 : Top 10 Moments of Radio Raikkonen! Kimi’s Best Team Radio Messages

2017年ロシアGP、ライコネン(フェラーリ)はボッタス(メルセデス)の後方の2位を走行中です。

後方でハミルトン(メルセデス)が3位を走行して上位2台を追い上げます。

そんな中、ライコネンはエンジニアから以下のメッセージを受け取ります。

We are behind Bottas.

出典 :Top 10 Moments of Radio Raikkonen! Kimi’s Best Team Radio Messages

ボッタスの後ろにいるよ

メッセージを受け取ったライコネンは、混乱しているようで次のように返事をします。

How did we end up behind him?

出典 :Top 10 Moments of Radio Raikkonen! Kimi’s Best Team Radio Messages

「どうやってボッタスの後ろになってしまったんだ?」

結局~へ落ち着く「end up ~」

今回取り上げる英語表現がこちらの「end up」です。

end up (場所)」で「結局(場所)に落ち着く」といったニュアンスになります。

つまり「end up behind him」は「ボッタス(him)の後ろになってしまった」です。

ピットから出た後、ライコネンはハミルトン(1位)→ライコネン(2位)→ボッタス(3位)の順だと思っていたのでしょう。

ボッタスの後ろにいるよと伝えられて、順位を落としたと勘違いしたようです。

かわいいですね(笑)

おちゃめなライコネン「The other way round」

ライコネン無線2

出典 : Top 10 Moments of Radio Raikkonen! Kimi’s Best Team Radio Messages

上記のやり取りの後、エンジニアから回答が返ってきます。

He was leading the race, Kimi.

出典 :Top 10 Moments of Radio Raikkonen! Kimi’s Best Team Radio Messages

彼はずっとレースをリードしていたよ

そこで自分の勘違いに気づいたライコネンは次のように返答します。

Ah OK, I thought that they were the other wayaround.

出典 :Top 10 Moments of Radio Raikkonen! Kimi’s Best Team Radio Messages

逆・反対「the other way around」

the other way around」は「逆の、反対に」という意味です。

つまり上の発言は「あー分かった。(ボッタスとハミルトンが)逆だと思ってたよ。」という意味です。

さっきまであんなに威勢がよかったのに自分のミスと気づいた瞬間おとなしくなりました(笑)

ライコネンらしいですね。

例 : Perez got the seat for Redbull, not Hulkenberg?! I thought it would be the other way around.
訳 : ヒュルケンベルグじゃなくてペレスがレッドブルなの?!逆になるかと思ってたよ。

▼ もっとライコネンの無線の解説を見たい方はこちら ▼

フォースインディア or レーシングポイント「Whatever it’s called」

こちらは2019年モナコGP、FP1での一幕です。(0:00~)

ライコネン無線3

出典 : Hamilton Wins, Pit Stop Stress And The Best Team Radio | 2019 Monaco Grand Prix

この年はフォースインディアというチームが資金難のためローレンス・ストロール(ランス・ストロールの父)に買収され、レーシングポイントという名前に変わりました。

フォースインディア時代からチームの体制、マシンともにほぼ変化がなく、ファンも混乱していた時期でした。

ライコネンも例外ではなかったようです(笑)

FP1でアタック練習を試みていたライコネンの目の前でレーシングポイントの一台が進路を塞いでいます。

そんな邪魔なレーシングポイントにライコネンが文句を言います。

Yeah, I have that Force India or whatever the f*ck it’s called!

出典 :Hamilton Wins, Pit Stop Stress And The Best Team Radio | 2019 Monaco Grand Prix

うん、前にフォースインディアとかなんとか言うヤツがいるんだけど!

とっさに名前が出てこなかったようです(笑)

忘れっぽい人へとっておきの表現「Whatever it’s called」

人や物の名前が出てこないときに使える表現が「Whatever it’s calledです。

「(名前は知らないけど)なんとかっていう物」「なんていうか知らないけどそれ」という意味になります。

ポイントは「whatever」で、ニュアンスを伝えるのが難しいのですが、「どうでもいいもの」「なんかそんな感じのもの」みたいな適当感を出しながら物体を指す単語になります。

ライコネンは間に「the f*ck」を挟むことで怒っていることを表していますね。

まとめ

「F1界のトップ無線芸人」ライコネンの無線はいかがでしたでしょうか。

Leave me alone」なんかも有名ですが、既出だと思うので今回は扱いませんでした。

これからもたくさんいいレースをして、名言もしっかり残してほしいですね!

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