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【無線で学ぶF1週末英会話】モナコGP「ワクワクなレース!」|2021 F1 第5戦

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カルロス・サインツ「誇りに思うよ」

公式映像4:10~、レース後のサインツの無線から使える英語表現を紹介します。

出典:Verstappen’s Victory, Leclerc’s Heartbreak And The Best Team Radio | 2021 Monaco Grand Prix

予選は4位と悪くない結果ながらも、ルクレールのクラッシュによって最終アタックの中断を余儀なくされ不満を見せていたサインツ。

レースではポールのルクレールが出走できなかったこと、ボッタスのトラブルの恩恵を受けることになり、フェラーリ移籍後初の2位表彰台を獲得しました。

ルクレールに関してはフェラーリにとって悔しい週末となった反面、サインツが堅実な走りをしてくれて助かったことでしょう。

チームを気遣うコメントを見せるサインツのレース後の無線を聞いてみましょう。

Yes! Grazie, grazie a tutti. Thank you everyone. I know it’s a bit of a difficult day for everyone. But need to be proud of the car and the progress we are making. We will have time to make poles and win races in the future. Take pride from the steps of the car. We had a car to win this weekend. Thank you!

出典:Verstappen’s Victory, Leclerc’s Heartbreak And The Best Team Radio | 2021 Monaco Grand Prix

「よし!ありがとう、みんなありがとう。みんなにとって難しいレースだったと思う。だけど、車の出来と前進には誇りを持っていいよ。いつかはポールを取って優勝できるようになるよ。改善したマシンに誇りを持とう。今週は勝てる車だったよ。ありがとう!」

Take pride「誇りに思う」

「pride」は日本語でもよく使うように「誇り」という意味になります。

“誇りを受け取る(take)”「誇りに思う」となります。

一つ注意点として、日本で「誇りに思う」と聞くとかなり大げさな表現に聞こえますが実際は結構カジュアルに使われる言葉です。

訳すときには「うれしく思う」などの表現のほうがしっくりくるかもしれません。

同義の表現は「Be proud of」

「Take pride」とほぼ同義の表現に「be proud of」があります。

学校ではこちらを先に習うので覚えている人も多いかもしれません。

詳細は以下の記事で解説しています。

例:Leclerc should take pride in his pole position in Monaco.
訳:ルクレールはモナコでのポールを誇りに思うべきだ。

セバスチャン・ベッテル「ハラハラだったよ!」

今週末2つ目の英会話表現は映像4:56から始めるベッテルのレース後の無線から。

出典:Verstappen’s Victory, Leclerc’s Heartbreak And The Best Team Radio | 2021 Monaco Grand Prix

フェラーリ在籍時終盤は4度のワールドチャンピオンらしい輝きを見せられなかったベッテル、アストンマーティンに移籍した今季もシーズンの出だしは決して良くありませんでした。

しかし、5戦目のモナコGPにして5位入賞、ようやく本来の輝きを取り戻してきたようです。

チームからは次のように賞賛のコメント。

Well done mate, well done. P5, P5. Brilliant drive.

出典:Verstappen’s Victory, Leclerc’s Heartbreak And The Best Team Radio | 2021 Monaco Grand Prix

「よくやった、よくやったね。5位、5位だ。素晴らしい走りだった。」

ベッテルもやはり嬉しいようで、次のように無線で答えます。

Yes boys! Ring a ding a ding! Tough race, but well managed. Nice one. Nice overcut. Car was… car was great this afternoon. Thank you. Finally some points in the bag!

出典:Verstappen’s Victory, Leclerc’s Heartbreak And The Best Team Radio | 2021 Monaco Grand Prix

「よし!ワクワクだったよ!難しいレースだったけど、うまくコントロールできたね。よかったよ。いいオーバーカットだった。車は… 午後の車はよかったね。ありがとう。やっとポイントを稼げたね!」

Ring a ding!「ワクワク!」

こちらはなかなか面白い表現なので是非ご紹介しておきます。

「ring a ding」は直訳では“鐘が鳴る音”を指します。

日本語で言う「キーンコーン」とか「リンリン」などのイメージです。

しかし、鐘を鳴らすのはどんな時でしょうか。

お祭りの時や楽しいとき、ワクワクしているときですね!

つまり、スラング的な用法では「ring a ding」「ワクワクな(こと・人)」を意味します。

かわいい表現なので是非日常生活でも使ってみましょう!

例:Ring a ding! Monaco Grand Prix is on TV this weekend!
訳:ワクワクだね!モナコGPが今週末放送されるよ!

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