【無線で学ぶF1週末英会話】ベルギーGP「遅すぎることなかれ」|2020 F1 第7戦

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Emotional Moments For Gasly And Hamilton And The Best Team Radio | 2020 Belgian Grand Prix
例のごとくYoutubeでご覧ください!

\ 前戦スペインGPの「無線で学ぶF1週末英会話」はこちら /

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バルテリ・ボッタス「I’m getting used to these punctures.」

公式動画の一番初め、FP1でタイヤがパンクしたボッタスの無線です。

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出典 :Emotional Moments For Gasly And Hamilton And The Best Team Radio | 2020 Belgian Grand Prix

左フロントのタイヤがパンクしていてピットへ戻ってきての指示がチームからボッタスへとあります。

それに返答するボッタスの無線がこちら。

I’m getting used to these punctures. I had one last week with my road car as well.

出典 : Emotional Moments For Gasly And Hamilton And The Best Team Radio | 2020 Belgian Grand Prix

「パンクにはだんだん慣れてきたよ。先週、自分の市販車にも起きたからね。」

慣れる「get used to」

頻出単語かつ使い勝手抜群の慣用句なので覚えておきましょう。

get used to ~」で「~に慣れる」という意味です。

ボッタスはここで「getting used to」と現在分詞を使っているので、慣れるまでの過程にいる、というニュアンスがあることに注意しましょう。

例 : I got used to see Hamilton always winning a race.
訳 : いつもハミルトンがレースに勝つのも見慣れてきたよ。

似たような表現に「be used to ~」がありますが、こちらはすでに慣れている状態を意味します。

「get」は”変化”、「be」は”現状”を表すと覚えておくとほかの表現にも応用できますよ。

ピエール・ガスリー「Keep it up!」

続いては動画0:56~、レース2周目のオールージュで華麗にペレスをオーバーテイクしたガスリーの無線です。

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出典 :Emotional Moments For Gasly And Hamilton And The Best Team Radio | 2020 Belgian Grand Prix

約300キロで進入し、左右と続く上り坂を駆け上がるスパきっての難コーナー、オールージュ。

ラインが一本しかなく、二台が並ぶ余地はほぼ皆無なためオーバーテイクは極めて難しいと言われています。

しかし、ガスリーは果敢にアウト側からペレスに並びかけてオーバーテイクをします。

二台が並んでオールージュを駆け上がるさまは迫力満点ですが、ガスリーも自分のドライビングに満足したようです。

That’s how we race!

出典 :Emotional Moments For Gasly And Hamilton And The Best Team Radio | 2020 Belgian Grand Prix

「レースはこうやってするもんなんだよ!」

それに対してチームからも鼓舞する無線が飛んできます。

Good job mate. Keep it up.

出典 :Emotional Moments For Gasly And Hamilton And The Best Team Radio | 2020 Belgian Grand Prix

「よくやった。その調子でいこう。」

頑張っている人を応援する「keep it up」

そのまま訳すと「それを高い位置で保つ」となります。

このままでも何となくニュアンスは伝わるかと思いますが、適切な日本語に翻訳するとなると「その調子で頑張る・これからも頑張ろう」ということができます。

すでに頑張っている人や上手くいっている人に向かってかける言葉ですね!

例 : You are so diligent writing articles constantly. Let’s keep it up!
訳 : 記事を定期的に書いていて本当に偉いね。その調子でいこう!

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キミ・ライコネン「It’s never too late」

最後は1:43~、F1ドライバー兼”無線芸人”のライコネン。

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出典 :Emotional Moments For Gasly And Hamilton And The Best Team Radio | 2020 Belgian Grand Prix

レース11周目、チームから「ピットインしてハードタイヤに交換するよ」との指示を受けるライコネン。

しかし、ライコネンはハードタイヤが自分のマシンに合わないと考え、ミディアムで行こうとの提案をします。

結局、チームはライコネンの要望を却下しハードタイヤに交換することを決断し、ピットレーンに入ってきたライコネンに次のように伝えます。

We believe it’s the best decision. It’s too late now anyway.

出典 :Emotional Moments For Gasly And Hamilton And The Best Team Radio | 2020 Belgian Grand Prix

「我々はこれがベストな選択だと思っている。もう(変えるには)遅すぎるしね。」

これに対して、不満をチラつかせるライコネンは次のようにぼやきます。

It’s never too late.

出典 :Emotional Moments For Gasly And Hamilton And The Best Team Radio | 2020 Belgian Grand Prix

何事も遅すぎることなんてないんだよ

何事も遅すぎることなかれ「it’s never too late」

文法的にも難しいものではないので意味はつかみやすかと思いますが、決まり文句的に使うことが多い表現です。

never」というと「過去に経験がない」ということかと思ってしまいますが、実はもっと幅広い意味で使うことができます。

it’s never too late」の「never」は「今までもこれからも・未来永久」というニュアンスで、何事も遅すぎることはない」という格言的な言い回しになります。

グリッド上最年長のライコネンから頂いたありがたい言葉ですね。

ちなみに今回はチーム側のハードタイヤ戦略で正解でしょう…あの後でセーフティーカーが出なかったのでミディアムのままで走っても余計にピットストップする羽目になってました。

例 : It’s never too late for Grojean to start a new career outside of F1.
訳 : グロージャンがF1以外のキャリアを始めることはいつだって遅くない。

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